うさぎとかめ
カメ
悪口でカメと言われると傷ついたと感じる人は多いかもしれませんが、カメ自体を嫌いな人は世の中においては少数派でしょう。私は昔からカメが大好きで、幼稚園の頃から、カメを2匹飼っていました。一匹はまだ元気にしてますが、もう一匹は卵が卵管に詰まって亡くなってしまいました…
そんなカメを題材にした昔話は日本にも海外にもたくさんあります。今日はその中のイソップ童話の「うさぎとかめ」から学べることについてです。
ダサいけど勝つのはカメ!
話の内容は知ってのとおり、のろまなカメvs.イケイケリア充うさぎとのかけっこの話です。
(ちなみにディズニーのアニメはおすすめです。 https://kanehisa-animation.blogspot.jp/2018/02/the-tortoise-and-hare.html?m=1)
ちなみにカメがズルして、ゴール間近に別のカメが待機し、途中で入れ替わるっていうのもあるらしいです。
いずれにしろ、カメに特殊能力や秀でた能力があるわけでなく、勝負に勝つというところは共通点です。
止まると死ぬ
物理的でも精神的でも、止まって動くを繰り返すのはしんどいです。
例えば、物理的な例はマラソン。ダッシュを繰り返すシャトルランをやるよりも、最後まで走り抜けれる遅いペースで行く方がタイムが伸びます。
精神的な例は、勉強の合間の休憩。ゲームなんてしたら最後、ほとんどの人が勉強の再開を予定通りにできません。こもり続けて勉強するほうが絶対いいです。
他にも、家に帰ってゆっくりしてからだと風呂に入るのもめんどくさくなる私ですが、家についてすぐに風呂に入るのは億劫でないです。
というわけで、何かを止める、という行為は可能な限り避けるべきです。
どこから見てもカメはカメ
私はENTP型で、そこそこ珍しい型らしいです。こういうことを知ると、つい自分は何かしなくても人より一部が優れているうさぎだと思いこんでしまいがちな私です。
でも、これはまやかしです。というのも、その程度のものでお金を稼げる、楽に生きていけると思わないからです。
つまり、うさぎではなく、カメの中で速い程度のカメであることに変わりないのです。
そして、そう思うからこそ、努力しようと何かしらの行動をすることができるものです。
そして伝説へ…
最後に1つ、これらを役立てる重要なこととして、ゴールを設定する、ということです。
当たり前ですが、いくらカメで走り続けたとしても、ゴールを知らなくてはとても無駄な回り道、というか迷子になっている可能性が高いです。
カメはがむしゃらに努力をしてたわけではありません。カメなりの最短ルートでゴールに向かったわけです。
西洋の技術はとてもよく研究されています。
例えばバイオリンです。バイオリンの師から教わることは、ほぼ100%ですが、「可能な限り楽をしろ」、と言われます。
少し練習してできないなら、練習方法を疑い、頭の中で意識を変えるだけでできるならそれをする。ゴールに向かうこと以外の、忍耐とかそういうのは不必要なんです。
ところが、これが日本のお家芸となると、「いいからやれ」となってしまいます。
意味を知らなくてもよいとし、無意味な伝統を貫き、新しきを避ける。そういうなかでやったことは、私はためになったと実感したものは少ないです。これはゴールのない、無駄な努力です。「きっとなにかに繋がる」と信じている、宗教に過ぎません。
なにをできるようになりたいか、逆算してこそ、勝算があります。がむしゃらなことは、ゴールを決めることとしてはありかもしれませんが、ゴールに近づいてはいないです。
私自身の一つの目標が自分自身を保つ、あるいは確立するというものです。だから、辛いことがあっても、それがゴールに繋がれると感じれば行動に起こします。
(どうでもいいですが、生き物としては、どちらもかわいいよね)