かわいいとかっこいいのその先
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かわいいは正義
何をするにしても、可能であればかわいい人の方が感情的にいいものです。例えば、褒められるにしても怒られるにしても、かわいい子から言われる方ががんばれます。その逆だと、ストレスがたまります。
ただし、追求したその先は、異性かどうかで芸術的な方向へいくか、堕落した方向へいくか、と分かれると思っています。
きゃりーぱみゅぱみゅと仮面ライダー
一部の女の子からしたら、きゃりーぱみゅぱみゅの可愛さには憧れを感じ、そしてきゃりー自身も女の子から求められる可愛さの方向を極め、洗練しています。
男の子からしたら、仮面ライダー、またはガンダムなどはかっこいい存在として、純粋に憧れます。そのため、仮面ライダー、ガンダム共にカッコよさについて追求し、昔よりも遥かにデザインはその方向に洗練されてきました。
このため、同性が思うかわいい、かっこいいは基本的に一定の方向を向き続けるため、芸術的になりやすいです。
異性はかわいい、かっこいいだけでは物足りない
一方、異性が思うかわいい、かっこいいは芸術を追求するほど、そこまで求められていません。
例えば、アイドル、萌キャラを選ぶとしましょう。
多分、殆どの人が、最初に顔、髪、体型など、「かわいい」に相当する要素を見るでしょう。
次に見るとしたら何を見ますか?
もちろん、おっぱいですよね(笑)
性格を気にする人もいるでしょう。
でも、この次の条件ということが、そもそもブレています。
例えば、きゃりーぱみゅぱみゅのおっぱいを気にする女の子はどれほどいるのでしょうか。
仮に超巨乳だったとして、それがあのかわいいという方向性につながるのでしょうか。
生活の妄想
異性の思う、かわいい、かっこいいの要素以外のことを意識するのは、結婚後の生活を無意識的に妄想してしまうからだと思います。
それは普段の食事であったり、デートであったり、夜の営みであったり、いろいろです。そのために、たとえ自分が結婚できる相手でなくても、おっぱいの大きさ、性格、趣味、日本人であることなど、いろいろなステータスを異性に求めます。
でも、基本的に芸術はひとつの方向性に向かっているものでなければ、芸術足りえていないことが多いものです。
かつ、感情はすぐにうつろいでしまうものであり、芸術は何十年と生き残りますが、こうしたアイドル、萌えキャラ等への想いは長くても10年いくかいかないか、くらいなものです。その前に別のアイドル、萌えキャラを見つけてしまうものです。
そういう点を踏まえると、異性から求められる行為を極めようとするのは消費期限がとても早いので、そのために人生を使い過ぎない方が得だと思います。
自分の意志を貫くか、本能の赴くままに堕落するか、どちらがいいかわかりませんが、どちらかを自覚して選ぶことを影響ある20代のうちにしないと、その先の人生がぶれて後悔することは間違いないでしょう。